競馬ゲームをする上で理解しなければいけないことは配合理論です。
理論といわれると難しいものであるかのように考えられてしまいがちです。
しかし、基本的な配合理論であるニックス・インブリード・アウトブリード・奇跡の血量が理解できれば、 この競馬伝説では十分だと考えられます。
※2008年6月2日のアップデートで個性の相性による配合理論が追加されました。
詳細が分かりましたら順次報告していく予定です。


配合を考えるためには、それぞれの馬の血統表を理解しなければなりません。
血統表とは、その馬の父や母、祖父、祖母といった先祖を示しているもので、人間でいう家系図のようなものです。
血統表の見方がわからない方は以下を参考にしてください。
血統表の見方


父系統と母系統の相性がいい組み合わせをニックスといいます。
効果としては産駒(生まれてくる仔馬)全体的な能力の底上げが期待されます。
後ほど説明するインブリードといった配合理論の悪影響を減らすことも期待されます。
ニックスはマイナス面がない上に、他の配合理論と併用できるので、できるだけ使っていくことをお勧めします。
競馬伝説内で確認されているニックスの一覧と対象となる繁殖馬の一覧はこちら↓
ニックス一覧


父馬と母馬の血統表の中に、それぞれ同じ血が含まれることを指します。
基本的に5代前までの血統を参考にします。
インブリードの濃さを表現する際は3x4(3代目と4代目が同じ馬)などと言われます。
効果としてはその対象となる先祖の特徴が強く出るというものです。
競馬伝説では血統表に因子(色付の●で表示されています)が表示されており、その能力が上がりやすくなるということです。

しかし、インブリードは近親配合であるので気性や体力、足元が弱い産駒が生まれやすくなります。
4x5や5x5は比較的悪影響が少ないといわれていますが、その影響の大きさは定かではありません。
1x2、2x2、2x3のインブリードは血が濃くなりすぎており、コメントで注意をされるほどなので避けたほうが無難でしょう。

ゲーム内では6代目〜は全く影響を受けないようになっているために、 6代目〜にノーザンダンサーがいる母馬にノーザンダンサーを種付けしてもインブリードにはなりません。
※インブリードは、あくまでもその対象となる因子が爆発する可能性があるという意味であり、全体的な能力の爆発が期待できるわけではありません。 また、その他の能力を補うために、ニックスを併用することをお奨めします。


クロスは生まれてくる馬の中に、同じ馬の血がどれくらい入っているかというものです。
インブリードが父と母の祖先にそれぞれ同じ馬がいるのに対して、クロスは父の先祖の中だけで同じ馬がいることも指します。
つまり、クロスで表されるものは全体的な血の濃さです。
そのためインブリードのことをクロスと表現されることもありますが、インブリードではないクロス(父の血統の中にだけ同じ血が複数ある状態)に関しては競馬伝説内では効果はありません。


奇跡の血量とは3x4のインブリードのことです。同じ血の割合が18.75%になることを言います。
奇跡の血量のインブリードは通常のインブリードより効果が高いと言われています。
また競馬伝説内では配合時にこれに関するコメントがあるので効果は高いと考えれます。
3と4にあたる種牡馬とそのの先祖以外にもインブリードがある場合はさらに血が濃くなるので奇跡の血量ではなくなります。

※また3×5×5と4×4×5×5も18.75%になるので「奇跡の血量」と呼ばれますが、競馬伝説内では確認していません。


5代前までの血統表の中にインブリードが存在しない配合を指します。
このアウトブリードは産駒の気性や体力、足元の丈夫さを上げるものと考えられています。
マイナス面がないこともあり、競馬伝説内ではアウトブリードを重視する人が多いようです。


公式HPによると遺伝は突然変異の確率に影響しているそうです。遺伝が高ければ産駒の能力は安定しますが、遺伝が低ければ産駒の能力にばらつきが出やすいと考えてよいと思います。
遺伝の高い種牡馬は人気があるためにサンプルも多く活躍馬も多いのですが、遺伝の低い種牡馬は人気がないためにサンプルが少ないです。 しかし、最近は遺伝Bの種牡馬からも活躍馬も出てきています。遺伝の低い種牡馬は保有しようとする馬主が少ないために、遺伝が低いが能力の高い種牡馬が少ないという状況があります。
※始めたばかりの方は良い馬を効率よく出せるかが課題ですので、能力と遺伝が高い種牡馬を優先させたほうが良いと思います。


2008年6月に行われたアップデート以降に生産された馬および競走馬購入またはセレクトセールで購入された馬には全て個性があります。 個性によって覚えられるアビリティが決まっています。

個性はいくつかのカテゴリに分けられており、その相性によって能力の増減の影響があります。 その影響度は同時に成立している配合理論によって変わります。 インブリードで最大、アウトブリード、ニックスで最少となります。 ニックスがある場合は、インブリードでもアウトブリードでも個性の相性による影響に差はありません。
※ハンゲームインタビューより
http://blog.hangame.co.jp/hangame/article/15002484/

カード種牡馬の中にはアビリティがついているものがあります。その場合は生まれてくる産駒に、そのうちの一つのアビリティがつきます。 ※カード種牡馬のアビリティと個性に関連性はないそうです。